始末書 パワハラ 書き方【ご相談】

部下に暴言を発した、いわゆるパワハラ行為により、会社から始末書の提出を求められたケースです。

 
ご相談内容:

今回、私が部下に暴言等のパワーハラスメント行為を行ったことで、会社から懲戒処分を検討しているとの話しがあり、始末書の提出を求められています。

部下に対して、注意のつもりがだんだん暴言になったことは事実なので、それをパワハラと言われても何も弁明するつもりはありません。

今回のことは、すべて私の不適切な行動にあり弁解の余地もありません。今回の不始末で会社に多大な迷惑をおかけしましたことについて、改めてお詫びもうしあげます。今後は二度と同じ事態を起こすことがないように気持ちを引き締め職務に臨むことを誓約します。誠に申し訳ございませんでした。

このような文面で良いでしょうか?

 
 
ご相談内容のケースは、相談者だけではなく、ビジネスの現場ではよくある、とまでは言えないかもしれませんが、あることは想像ができる内容です。

自分の非を認めていらっしゃいますので、真摯にお詫びを申し上げることで始末書としての役割を果たすことができます。

 
一つ、加えるとすれば、「部下に対して、注意のつもりがだんだん暴言になった」のはなぜなのかを明らかにして、しっかりと謝罪をしたほうが円滑です。

一般に、何も問題がなければ「注意」が「暴言」になることはありませんので、たとえば、自分に余裕がなかった、本質的に相手に対して良くないイメージを持っていた、など「暴言」を発してしまった、発せざるを得なかった理由が存在するはずです。

その理由に触れたうえで、「暴言はダメなんだ。私の過ちだ」ということを明記することが大切です。

 
パワハラについては、厚生労働省に定義づけの記載がありますのでご覧ください。

パワーハラスメントの定義 – 厚生労働省
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/foundation/definition/about#pawahara

 
このあたりは、パワハラの送り手と受け手、両者を知る第三者によって感じ方が異なってくるなど、やや漠然として、捉え方が難しいですね。

 

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