お詫びの原稿作成専門「お詫びライターズ」が、よくあるご質問にお答えします。
今回の内容は、
謝罪文で時候の挨拶はいらないの?
いいえ。このようなルールやビジネスマナーはありません。
必要か不要かはその時々で判断すべきです。
個人から個人、部下から上司への謝罪文であっても、企業から企業(の担当者)、企業から個人(お客様)への謝罪文であっても、頻繁に顔を合わせている人であれば、時候の挨拶はなくてもさきほど違和感はありませんが、久しく顔を合わせていない人であれば、時候の挨拶はあったほうがよいです。
また、頻繁に顔を合わせている人であっても、時候の挨拶はあったほうがよいこともあります。
時候の挨拶の有無の違いで、その謝罪文が相手に与える印象がかなり違ってきます。
手紙の書き方、ビジネス文書の書き方うんぬんということは横に置いておいて、時候の挨拶はあったほうが丁寧に見えるんです。
ない場合は「要件だけを伝える」感が色濃く出て、見方によっては簡易なもの(丁寧でないもの)に受け取られてしまいます。
丁寧な印象を与えるほうがよいため、たいていの場合、時候の挨拶はあったほうがよいです。
なんと申しますか、当たり前のことなのですが、架空のルールやビジネスマナーに左右されて、大切なことをすっ飛ばしてしまう方が多いようです。
参考までに、時候の挨拶がある場合とない場合とで、謝罪文の出だしを見比べてみましょう。
謹啓 桜色の街並みが、「さあ新年度もがんばろう」と私たちの背中を押してくれているように感じるこのごろ、○○様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、先日の件では、大変なご無礼をしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。私といたしましては、○○様のお気持ちを害する意図などございませんでしたが、私の言葉の・・・(以下続く)
謹啓 先日の件では、大変なご無礼をしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。私といたしましては、○○様のお気持ちを害する意図などございませんでしたが、私の言葉の・・・(以下続く)
時候の挨拶がある場合のほうが、丁寧で、どことなく収まりがよい、出だしが良い感じがあります。いっぽうで、時候の挨拶がない場合は、「要件だけ伝えていますよ」という感じがあり、どこか冷たく感じます。
この違いは、謝罪文を提出しなければならない状況にいる方にとっては、極めて大きいです。
当然のことながら、丁寧じゃないより丁寧なほうがいいですし、冷たいよりも温かいほうがいいです。
この辺のことを参考にしていただきつつ、要不要のご判断をされるのが適切です。
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